イー・ラーニング研究所は、同社が開発するキャリア教育用ボードゲーム教材「子ども未来キャリア」において、新テーマとなる「防災ゲーム」を5月8日にリリースした。
「子ども未来キャリア」は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育むための教材。ボードゲーム上での疑似体験と、スライド教材を活用した学習を組み合わせ、資産形成やSDGs、多様性などのテーマについて主体的に楽しく学べるようになっている。

今回リリースされた「防災ゲーム」では、地震・台風・豪雨・噴火といった、いつ発生するかわからないさまざまな災害から命と暮らしを守るべく、災害への備え方や周囲との協働性を学ぶ。非常時における適切な対処法や行動のタイミング、周囲との連携による避難、災害の復興に向けた主体的な姿勢を身につけることが可能なほか、災害への備えの重要性と行動力を育むための内容となっている。
あわせて、海の近くや豪雪地帯といった、自身が居住したことのない地理的環境で発生する災害に対しても、それぞれの場所での災害リスクを想定して、当事者意識をもちながらどのように備えるべきかを学習できる。
1回目の授業では、はじめに「兆し」カードを読んでこれから発生する可能性のある災害を予測する。その後、さまざまな防災アイテムを駆使しながら、自身の置かれた状況に応じた最適な行動を検討する。
2回目の授業では、復興をはじめとした二次災害時の適切な行動を検討する。災害時に必要なアイテムを学んで、判断する力や協働性、行動力を養うとともに、自分が取るべき行動をグループ内で発表することで、主体的に災害をとらえて備える力を身につけられる。
「防災ゲーム」の対象年齢は9歳からで、所要時間の目安は60分×2回(スライド&ゲーム)。推奨プレイ人数は1箱あたり4〜5名。販売対象は、全国の学習塾、学童施設、学校などとなっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア