COMPASSは、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena」(以下、キュビナ)が東京都足立区にて採用学年を拡大し、全区立小学校の1・2年生で試行利用を経て、4月より利用が開始されたことを、4月18日に発表した。

キュビナは、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材として、2021年度に小中学校の5教科対応版をリリース。2022年9月には、MEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材として提供を開始した。
足立区は、「教員の授業力の向上」と「個に応じた学習の充実」を2本柱に、児童生徒の学力の定着を目指すさまざまな取り組みを進めてきた。各小中学校における学力向上の取り組みを後押しし、学力向上対策のさらなる発展・充実につながることを目指し、2022年より足立区立小学校(3〜6年生)および中学校(全学年)の児童生徒約3万5000人がキュビナを利用している。導入学年におけるキュビナの利用定着、また導入による「個に応じた学習」の充実を実感したため、新たに小学1・2年生への採用拡大に至った。
COMPASSは、現在全国の小中学校2300校、約100万人にキュビナを提供している。同社は今後もキュビナの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進していくという。
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