ルテシアは、新聞紙面を実際に使って遊ぶアナログゲーム型教材「ベストスクープ!学校版」の販売を、「新聞をヨム日」である4月6日に開始した。税込価格は660円。

「ベストスクープ!」は、実際の新聞紙面をゲームのフィールドとして使うアナログ教材。お題フダに書かれた「一番大きな数」「長いカタカナ」「ここから近い場所」などのテーマに対して、新聞からお題に合った記事を速く探し出した人が勝ちとなる。新聞に詳しい人ほど勝ちやすい設計なので、自然に新聞構成への関心が高まり、メディアの構造に触れるきっかけとなる。

城北埼玉高等学校(埼玉県川越市)では、NIE(Newspaper in Education)の一環として「ベストスクープ!」を生徒たちが体験した。体験では、ただ遊ぶだけではなくお題のカードも新しく考えてもらうことによって、どうすればもっと新聞に興味を持ってもらえるかというアイデア発想の部分も体験してもらっている。最終的に、「一番気持ちが動いた記事」「あなたにとって大切なもの」といったアイデアがたくさん出され、ゲームをただ遊ぶだけではなく、お題を考えてみるというプログラムを増やすことで、より深い学びへとつながる教育プログラムとなった。

「ベストスクープ!学校版」のプレイ人数は2〜6名で、教材にはお題フダ(ポストカード×4枚/切り取り式)、虫メガネトークン×6色、封筒パッケージが含まれる。対象は小学生、中学生、高校生、大学生で、所要時間は10〜15分。
今回の販売開始にあわせて、NIEに取り組んでいる教員や、これから取り組もうとしている教員に、「ベストスクープ!学校版」最大6セットを無償提供するモニターを募集している。募集対象は小・中・高校、大学といった教育機関で、体験レポート・アンケートの提出が必要となる。募集期間は4月30日まで(基本的に先着順)。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア