ベータインテグラルは、経済産業省が実施する令和6年度補正予算 地域未来人材育成支援民間サービス等利活用促進事業費補助金の「探究・校務改革支援補助金2025」の事業者として採択されたことを、3月31日に発表した。

今回の「探究・校務改革支援補助金2025」事業者採択によって、交付申請が認められた学校等設置者・学校等教育機関(高等学校、高等専門学校、中学校)は、12月26日までの期間に同社の開発・提供する体験型の金融経済教育プログラム「Beta Investors+」を無償で利用できるようになる。これにともなって同社では、同制度を利用してサービスの無償導入を希望する自治体・学校を5月8日まで募集する。
「Beta Investors+」は、社会の仕組みに対する理解を深めてもらうべく、「Beta Investors」アプリを活用したさまざまな経済状況下でのシミュレーションや、株式調査ワークショップなどを活用した、大学・高等学校・高専・中学校向けの金融経済教育プログラム。「Beta Investors」アプリでは、「タイムマシン」で過去のある時点に戻り、当時の財務指標や決算発表といった実際の投資風景を参照しながら投資シミュレーションを体験できる。シミュレーション後の振り返りでは、財政政策・金融政策・国際関係などマクロ経済の観点から市場環境を解説しつつ、各銘柄の当時の状況を解説していく。
提供サービスは以下の通り。なお、最小授業生徒数は20名となっている。
- Beta Investors+(オンライン):全4コマオンラインでの授業
- Beta Investors+(関東):全4コマ学校での授業(関東地域)
- Beta Investors+(関西・中部・北陸):全4コマ学校での授業(関西・中部・北陸地域)
- Beta Investors+(北海道):全4コマ学校での授業(北海道地域)
- Beta Investors+(九州):全4コマ学校での授業(九州地域)
同社の講師による、全4回の金融経済教育に関する授業、「Beta Investors」アプリの使用料およびユーザーごとのAI投資レポートの作成、授業などで使用する補助説明資料が含まれる。
あわせて同社は、学校関係者の教員および教育委員会を対象に、同制度を利用したサービスの無償導入のためのオンラインミーティングを都合に応じて随時開催する。所要時間は45分程度で、「Beta Investors+」の案内、過去の導入事例紹介などを行う。オンラインミーティングの参加申し込みは、5月7日12時までとなっている。
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