お詫びとお知らせ
記事初出時、「Sphero Edu」の読み仮名、「Sphero」の日本発売開始時期について誤った情報を掲載しておりました。お詫び申し上げます。
また、本記事で紹介している「Sphero2.0」は過去に発売していたモデルで、現在は販売されておりません。また、教育用には「Sphero SPRK+」が使用されることが多く、「Sphero2.0」とは操作方法が異なります。(2018/08/23 13:58)
ロボティックボール「Sphero」とは?
Spheroは、さまざまな色に光りながら秒速2mのスピードで転がるボール型のロボットです。色の組み合わせはマルチカラーLEDの数百万以上。自由自在に好みの色で光らせることができます。Bluetoothでデバイスと接続するだけで30m以内にいるSpheroの制御が可能です。
AndroidやiOSデバイスから制御可能なロボットを開発しているアメリカの企業、Sphero社が発売し、日本へは2013年に上陸しました。
本記事で使用する「Sphero2.0」の他にも、STEM教育の学習に特化した「Sphero SPRK+」、表情認識機能が搭載されている「Sphero Mini」など、さまざまな種類が発売されています。
本体は、非常に強い耐衝撃性を持つポリカーボネート製でできているので、壁に当たっても壊れにくくなっています。また、操作に慣れていなくても安心して遊ぶことができます。
充電をする際は、付属品の非接触で充電可能なワイヤレス充電器を使用します。3時間でフル充電が完了し、駆動時間は1時間ほどです。
Sphero専用プログラミングアプリ「Sphero Edu」
Spheroには、自由自在に操作できるベーシックアプリ「Sphero」の他に、Sphero専用のプログラミングアプリ「Sphero Edu」をダウンロードすることができます。使用環境が幅広く、iOSやAndroidデバイス以外にも、ChromebookやKindle Fireに対応しています。
Sphero Eduの大きな特徴の一つは、ビジュアルプログラミングでSpheroを操作するプログラムが作成できることです。
ビジュアルプログラミングとは、視覚的にゲーム感覚で遊ぶことができるプログラミング教育の現場で人気のツールです。文字ではなく、動きや見た目に関する命令が書かれているブロックを組み合わせてプログラムを作成することができます。日本語対応をしているので、気軽に取り組むことができます。
セットアップ方法
アプリをダウンロードしたら、Bluetooth経由でSpheroとデバイスを接続します。Spheroを起動する際は、2本以上の指でダブルタップすると、青く光り起動します。デバイスの設定画面からBluetooth設定画面を開くと「Sphero-○○○」が候補で出てくるので接続しましょう。