プログラミング教育向けロボット「ソビーゴ」とは?
「ソビーゴ こどもロボットプログラミング」は、小学生・中学生向けのプログラミング教材です。プログラミング専用のシングルボードコンピューター「IchigoJam」を用いて、ロボットの組み立てから制御するところまでを学ぶことができます。
シングルボードコンピューターとは
高性能なOS(LinuxやWindows10など)がボード上で動く、廉価版コンピューターのようなもの。広義の意味でマイコンボードと呼ばれることもあります。
ソビーゴ こどもロボットプログラミングの特徴は主に3つ。
- ダンボールを用いて、自分の手でロボットを組み立ててデザインすることができる。
- 「IchigoJam BASIC」という簡単なコードを使ってプログラミングを行うことができる。
- ロボットを好きなようにデコレーションしたり、友達のロボットと競争をさせたり……と、さまざまなアイディアによって楽しみ方が無限に広がる。
このように、子どもの発想力や創造力、プログラミングへの好奇心が育てられる設計となっています。
そして、ソビーゴ こどもロボットプログラミングは教育機関にも導入されています。2016年の7月と11月には、関西の中学校にてロボットプログラミングの体験授業を開催。7月はダンボールを組み立ててロボットを作るところから、コードを打ち込んで動かすところまで、11月はコンピューターの概念の説明からロボットダンスのコードを打ち込むところまで学習したとのことです。こうした業績から、2018年8月には、東京都教育委員会によって「東京都プログラミング教育推進校の支援企業」に選出されました。今後、プログラミング教育の発展に伴い、ますます注目されていく教材のひとつです。
「東京都プログラミング教育推進校の支援企業」とは
小学校におけるプログラミング教育を推進するにあたり、企業等の支援団体と小学校の効果的な連携を推進するため、プログラミング教育推進校を指定された企業のこと。
ソビーゴ こどもロボットプログラミングは以下のURLから購入可能です。
- ソビーゴ こどもロボットプログラミング(BASE)
- 参考価格:17820円(税込)
また、おもちゃのブロックとオリジナル専用アプリを使用してビジュアルプログラミングを学ぶことができる「ソビーゴ こどもブロックプログラミング」も発売されています(教育機関専売品)。対象年齢が3歳から小学4年生なので、未就学児から遊ぶことができます。
ソビーゴの内容物を確認しよう
今回は「ソビーゴ こどもロボットプログラミング」(以下、ロボット)を使用します。
内容物は以下の通りです。
- ロボットの本体になるダンボールパーツ
- 取扱説明書
- こども用プログラミングパソコン「IchigoJam」
- こどもモーターボード「MapleSyrup」
- 車両ベースセット
- その他パーツセット
- キーボード
これら以外であらかじめ用意するものは以下の通りです。
- 両面テープ
- セロハンテープ
- はさみ
- 単三アルカリ乾電池×4
- テレビや映像端子のあるモニター
IchigoJamの操作からロボットの制御まで、全部で8つのパートが用意されています。取扱説明書には、パートごとに必要なパーツが細かく載っているので、確認しながら進めることができます。