ラインズの入退室管理システム「安心でんしょばと」が神奈川県川崎市で一斉導入、児童約3万人が利用

　ラインズは、同社が提供する入退室管理システム「安心でんしょばと」が川崎市わくわくプラザ108施設（児童約3万人）で2024年10月に導入されたことを、12月25日に発表した。

　「安心でんしょばと」は、児童の入退室時刻をリアルタイムで伝えるための「入退室メッセージ」と、施設からのお知らせを一斉に保護者に送信できる「連絡メッセージ」機能を備える、メール配信の複合システム。

　今回の導入により、川崎市は児童の安全性や保護者の利便性の向上、正確かつ迅速な情報の共有を図り、安全・安心な、わくわくプラザ事業の実施を図っていく。

　同市が利用中の機能は以下の通り。

入退室管理機能

• カードを読取機にかざすことで、入退室時刻を知らせるメッセージが、保護者へ自動的に配信される。
• 入退室時刻は自動的に記録され、管理画面で確認することができる。

連絡メッセージ機能

• 施設からのお知らせ（行事予定や不審者情報等）を一斉送信できる。
• 日時指定配信、グループ・個別配信が可能で、開封確認をすることができる。
• アンケート機能では結果が自動的に集計されるため、集計業務の負担が軽減される。

予定実績管理機能

• 保護者がマイページ上で子どもの利用予定の登録を行うことで、施設の管理画面に反映される。
• 施設側は予定通りに入退室していない児童や、お迎えの有無などを容易に確認することができる。

保護者連絡機能

• 保護者はマイページ上から欠席申請ができる。
• 施設側は保護者の申請内容を管理画面で確認することができる。