エスエイティーティーは、クラウド型の校務支援システム「賢者クラウド」のサービス提供を、11月13日に開始した。
「賢者クラウド」は、全国の公立・私立高等学校800校以上の稼働実績、および1府14県での一括導入など過去20年以上の販売実績を有する「賢者」を、新たにクラウド版としてリニューアルした校務支援システム。
これまでに培ってきた豊富な機能を継承して、学校業務に必要な機能をすべて備えている。クラウド化により、「賢者」と比較して導入コストを大幅に抑えられるとともに、サーバなどの保守・メンテナンスが不要になった。
さらに、学校独自の帳票レイアウトを自由に作成できる編集ツール、はじめて利用する人でもスムーズに操作可能なわかりやすいガイダンス機能を搭載しており、疑問点がある場合やトラブルの発生時にスムーズな回答を得られる専用の問い合わせサイトが用意されている。
あわせて、欠席・遅刻連絡だけでなく成績表など機密情報を安全に配布できる保護者連絡システムとの連携が可能で、わかりやすく導入しやすい月額制の料金体系を採用する。
また、校務回線からの接続のみを許可するといった厳重なアクセス制御によってデータを保護し、MicrosoftやGoogleのアカウントと連携したスムーズなログインを実現するとともに、多くの学校で培われた成績処理パターンや帳票パターンを網羅し、常に最新の機能を利用できるようにする定期的なバージョンアップを行う。
なお、「賢者」で好評だった駿台グループが有する各種情報の提供も引き続き実施されるほか、2025年度中には駿台グループの各種教育サービスとの連携も予定している。
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