世の中を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来の予測が不可能な社会において、教育のあり方も問われています。このような見通しが立たない時代を生き抜くために注目されているのが、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)を統合的に学び、豊かな創造性や感性、問題解決能力などを育む「STEAM教育」です。今回は前後編に分けて、教員向けのSTEAM教育研修や自治体における探究学習の支援を行う筆者が、これからの時代に必要な教育や、東京都渋谷区・大田区に見るSTEAM教育の事例について解説します。
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井上 祐巳梨(STEAM JAPAN 代表理事/株式会社Barbara Pool 代表取締役)(イノウエ ユミリ)
2018年、地方創生×クリエイティブ人材育成プログラムをエリア拡大実施。翌年、株式会社Barbara PoolにてSTEAM事業部を立ち上げ、Webメディア「STEAM JAPAN」の編集長に就任。同時期に、経済産業省『「未来の教室」実証事業』に採択。一般社団法人STEAM JAPAN設立、代表理...
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