ミエタは、「発展的な探究学習と進路への接続」をテーマにしたオンラインセミナーを、11月23日、30日に開催する。参加費は無料。
同セミナーでは、昨今の教育現場で欠かせない「探究学習」において、学校内外のリソースをうまく活用しながら、単なる学習ではなく独自の探究活動として実践し続けている各校の取り組みを紹介する。中等教育での探究活動を一過性のものとして終わらせず、その先の進路選択にどのように結び付けていくのかを考える機会を提供する。
セミナーの概要は以下の通り。
第1回「社会を生き抜く力を身につける、順天中学・高校の探究学習 とは?」
- 日時:11月23日 16時~17時
- 登壇者:順天中学校・高等学校 数学科 研究部部長 川本真一教諭
- 内容:探究学習に力を注いできた同校では、さまざまなテーマで学外のコンクールなどに多くの生徒がチャレンジし、受賞歴が確実に増えている。建学の精神や期待する生徒像に向かって、いかにカリキュラムを組み立て、その後の生徒のキャリアにつなげていくのかの取り組みや「生徒に探究のテーマを決めさせる」などの運営方法について語られる。
第2回「”探究委員会?” ”海高式探究プログラム?” 民間校長が手掛ける探究の「楽しみ方」とは?」
- 日時:11月30日 16時~17時
- 登壇者:茨城県立水海道第一高等学校・附属中学校 福田崇校長
- 内容:海高式探究プログラムとして、アート&コミュニケーション、ソーシャルイシュー&コミュニティ、アントレプレナーシップ&マーケティングなど、未来に通用する教科横断的な6つのトラックを創設した同校。各トラックをどのように民間企業と一緒に発展させていったかを振り返るとともに、生徒が「楽しむ」ことができる総合探究の3つのルール、プログラムを一過性で終わらせず連綿と続けていくための、福田校長ならではの秘策にも迫る。
参加対象は以下の通り。
-
全国の中学・高校の教員
- 学校のカリキュラムを作成する主任、チームリーダー
- 推薦指導や、新たな進路選択・指導を模索している教員
- 自分の興味・関心を授業に生かしたい教員
- コーチングやファシリテーションの経験を教育現場に生かしたい人
参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは11月20日の17時。なお、いずれか1回のみの参加でも2回続けての参加も可能となる。
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