みんなのコードは、同法人が提供する学校向け生成AIツール「みんなで生成AIコース」において、「GPT-4o mini」が無償で利用可能となったことを、10月23日に発表した。

大規模言語モデルは日々進歩しており、世に出てくる新しいモデルはさまざまな分野で高い性能を発揮することが知られている。今回利用可能となった「GPT-4o mini」は、これまで提供していた「GPT-3.5」より新しい「GPT-4o」を軽量化させたモデルで、特徴は以下の通り。
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さまざまな分野においてより的確な回答を生成
- MMLUベンチマークでの正答率(July 18, 2024 GPT-4o mini:advancing cost-efficient intelligence)が69.8%から82%と向上
- より複雑な指示のプロンプトにも応答
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これまでよりも長い会話を続けることが可能に
- 入力トークン数が4000から12万8000に増加
みんなのコードは、2024年度「みんなで生成AIプロジェクト」の参加校を募集している。希望する全国の小中高で「みんなで生成AIコース」を2025年3月31日まで無償で利用できる。「みんなで生成AIプロジェクト」に申し込んだ学校には、生成AIの基礎から「みんなで生成AIコース」を使った授業実践例まで学習できるオンデマンド動画を期間中いつでも視聴できる。なお、利用にはアンケートへの協力、授業の実施内容についての報告が必要となる。対象学校種は小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校。
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