Enuma Japanは、同社が提供する算数アプリ「トドさんすう」が、清瀬市立清明小学校の特別支援学級「あおぞら」(10名)と通常学級(小学2年生、64名)で導入されたことを、9月2日に発表した。
「トドさんすう」は、幼児から小学校低学年までの算数の主要概念を学べる算数アプリ。子どもの目線に合わせた直感的でわかりやすい設計で、子どもが楽しみながら自ら学びを進められる。1つの概念をさまざまなアクティビティを通して何度も学習するため、習得に必要な反復学習を退屈に感じないという特徴がある。子どもの理解度に合わせた学習ができるため、個別最適な学びを実現できる。
同アプリは、学びのユニバーサルデザイン(Universal Design for Learning)にもとづき、特に学習が難しい子どもを考慮して設計されている。指を動かすのが難しい子どものために簡単に数字を入力できる「キーパッド」や、左利きの学習者も簡単に使用できるよう「左利きモード」機能も提供している。
清瀬市立清明小学校の特別支援学級「あおぞら」では同アプリが授業と宿題に活用されている。算数の授業ではモジュール学習(10~15分ごとに区切って学習を行う)を行っているが、その中に同アプリを取り入れている。
一斉に同じ内容を学ぶ時間と、児童一人ひとりの実態に応じた内容を学ぶ時間を確保できるほか、自動採点され、問題が途切れることもなく個々のペースでじっくり取り組める。また、通常学級(小学2年生、64名)では授業で活用されている。
「トドさんすう」概要
- 推奨年齢:3~8歳
- 学習レベル:幼児~小学2年生
- 学習コンテンツ:2000のアクティビティ
- 学習量目安:1日10~15分
- カリキュラム:アメリカ共通基礎スタンダード(Common Core State Standards)にもとづいたカリキュラム
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