菅公学生服は、同社が毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.223において、「親が思う子どもの夏休みの必要性」に関する調査データを公開した。同調査は、小学生・中学生・高校生いずれかの子どもを持つ保護者1800名に対して、7月に行われている。
調査対象者に、子どもにとって夏休みは必要だと思うかを尋ねたところ、「必要」という回答が84.8%を占めた。
子どもにとって、夏休みが「必要」または「不要」だと思う理由を自由に答えてもらった質問では、「必要」だと思う理由として「いろいろな経験ができるから」「自由研究など普段取り組めないことができる」「旅行や留学など、学校以外の体験ができるから」「長期休みにしかできない時間の使い方ができるから」といった、普段と違う経験機会や長い休みを有意義に過ごす大切さを挙げる意見が寄せられている。
一方、「不要」だと思う理由としては、「共働きだと大変」「給食がないので毎日お昼を作らないといけないため、経済的負担がかなり多い」「家の光熱費が上がる」「仕事があるので毎日家にいられると困る」といった、いつもと違う生活での親や家計への負担を挙げる意見が寄せられた。
今年(2024年)の夏休みに、子どもが予定していることとしては(複数回答)、「国内旅行」(小学生:51.8%、中学生:40.0%、高校生:24.8%)がもっとも多かった。以下「夏祭り・花火大会」(小学生:50.7%、中学生:35.0%、高校生:27.2%)、「帰省(祖父母に会う)」(小学生:51.3%、中学生:35.7%、高校生:24.8%)、「海水浴・プール」(小学生:51.0%、中学生:25.0%、高校生:15.0%)が続いている。また、小学生と比較して中学生・高校生では「クラブ・部活の試合、合宿・遠征」(小学生:11.3%、中学生:36.0%、高校生:27.2%)と「夏期講習」(小学生:12.5%、中学生:26.2%、高校生:25.7%)を挙げる割合が高かった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア