アイ.ジー.シーは、岩田学園 岩田中学校・高等学校(大分県大分市)と連携して、5月26日から同学園での体育の授業および部活動において、専門講師をアウトソーシングするプログラムを導入・実施することを発表した。
同プログラムは、教育現場における専門性の高い指導を実現し、生徒の運動能力向上およびスポーツ活動の充実を図るとともに、教職員の負担軽減、働き方改革の推進を目的としている。
同社はコミュニティデザインの運営などを行っており、女性起業家や専門家のネットワーク「iGC44」を中心に、多分野にわたるプロフェッショナルが協働して新しい価値を地域に届けている。今回のプログラムを通じて、専門家たちは「地元の子どもたちのためにできることをしたい」という強い想いを実現し、単なる外部講師の派遣に留まらない地域社会に根ざした持続可能な教育支援のモデルづくりを目指すという。

岩田学園 岩田中学校・高等学校へのプログラム導入目的は以下の通り。
- 教育現場における専門的な体育指導の提供
- 生徒の運動能力向上とスポーツ教育の質的充実
- 教職員の負担軽減および働き方改革の推進
- 今後のセルフケア、メンタルケア、金融教育などの導入検討
2025年度は、高校3年生(約70名)を対象にした体育授業における専門講師のアウトソーシング事業、中学1年生〜高校2年生(約20名)を対象とした部活動における専門講師のアウトソーシング事業が行われる。
体育授業・部活動でのアウトソーシング導入を契機に、今後はセルフケア、運動、メンタルケア、金融教育といった分野でも、地域の教育機関・企業・団体と連携を図って、より広範な教育支援体制の整備に取り組んでいく。
具体的には、中高生を対象にした呼吸法や姿勢改善、睡眠の質を高めるストレッチといったセルフケア講座、高校生を対象にした感情の言語化、簡単な瞑想・マインドフルネス体験を習得できるメンタルケア・マインドフルネス入門、中学3年生〜高校生が対象のお金の流れ、キャッシュレス社会の仕組み、将来設計ゲームなどを通じた金融教育ワークショップなどの展開を予定している。
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