日本テトラパックは、同社が制作した小学校6年生の理科に対応した教材「地球環境のためにできること~ある牛乳パックのひみつ~」が、文部科学省から学校教育教材として選定されたことを8月21日に発表した。
同教材は、動画教材(DVD)、児童用冊子、教師用手引書で構成されており、希望する全国の小学校700校に対して9月から順次無償提供される予定となっている。
同教材では、子どもたちにとって自分事として捉えることが難しい「地球温暖化」の原因や影響をわかりやすく解説する。あわせて、同社の取り組み事例として学校給食の牛乳パック(テトラ・ブリック)が地球環境を守る「ひみつ」を紹介する。
子どもたちに身近な給食の牛乳パックを題材として、地球環境を守るために日常生活で自分自身がどのような行動ができるかを考えるきっかけを提供するほか、SDGsにも関連付けて学びを深められる。
動画教材は、学校給食の牛乳パックに隠された「地球環境を守るためのひみつ」について、「テアリー」というキャラクターと一緒に探っていくストーリーとなっている。時間は約12分で、専用のWebページからでも視聴可能となっている。
同教材の配布を希望する小学校からの申し込みは、9月2日~10月31日の期間にメールまたはFAXにて受け付ける。先着順の配布で、定数に達した時点で終了となる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア