ヴィリングは、同社の提供する放課後等デイサービス向けシステム「AIセラピストco-mii」において、「専門的支援実施計画書」作成機能の提供を8月1日に開始した。
「AIセラピストco-mii」は、ヴィリングがみやとと共同開発した放課後等デイサービス・児童発達支援事業所向けのサポートシステムで、みやとは、福岡県を中心に障害児通所支援事業を展開している。
同システムは、療育の現場における「子どもの特性に合わせた支援ができているか不安」「保護者に療育の効果や支援内容を説明することに自信が持てない」「個別支援計画書の作成に時間がかかる」といった問題を解決すべく、開発されている。
認知、感覚、社会性といった7分野ごとに、「はい」または「いいえ」で答えられる診断テストを実施し、AIがその結果を子ども一人ひとりに合わせて分析することによって診断結果の表示が可能。その後、AI診断に合わせて設定された支援目標が、個別支援計画書に自動で反映される。
あわせて、150種以上の療育メニューの中から優先して取り組むべきトレーニングを提示してくれるので、効果のある療育を日々実施できる。
さらに、実施した療育を保護者に報告する日報機能も搭載する。診断によって一人ひとりに合わせた適切な支援を実施可能なため、保護者にも根拠のある療育を自信をもって伝えられる。
なお、今回新たに搭載された「専門的支援実施計画書」作成機能は「専門的支援実施加算」取得のために用いられる。
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