カモマンは、教師エンゲージメントサーベイを活用した「全国の学校応援プロジェクト」を始動することを、7月30日に発表した。
教師エンゲージメントサーベイは、アンケート・レポート・アクション・ブランディングのワンストップサービスの提供によって、データを利活用した学校改革を支援する。
キードライバーとなる「教師エンゲージメント」は、慶應義塾大学の特任助教である宮中大介氏を監修に迎えて、学術的根拠に基づいて設計されており、教職員の健康増進、生産性・革新性・創造性・自発性向上、教育効果への相関が期待できる。さらに、第三者評価による客観的・定量的データは、保護者・地域住民などに対して教職員の働き方への理解・協力を促進するためにも有効となる。
今回始動した「全国の学校応援プロジェクト」は、先着10校に対して教師エンゲージメントサーベイを体験してもらうプロジェクト。教職員のエンゲージメント向上により、新たな学校改革に臨む学校・自治体を募集する。募集対象は、全国の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、特別支援学校(国立/公立/私立を問わない)で自治体からの問い合わせも受け付ける。募集締め切りは、9月末日。
実施内容は、教職員による1回約5分のオンラインアンケートに基づいて、学校組織の「教師エンゲージメント」および「職場環境」の特徴・傾向を分析した診断レポートを無料提供する。12月末までの任意の2週間に実施され、参加校の結果が外部に公開されることはない。その後、学校組織の持続的な質向上に取り組んでいる証として、認定マークが付与される。
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