教育ネットは、同社が支援している自治体の小学校、中学校に通う児童生徒を対象に実施した「ネット利用における実態調査」の結果を、6月7日に発表した。同調査は2023年4月~2024年3月の期間に行われ、3万3294名から有効回答を得ている。
同調査では、調査対象者に家で使っているICT機器(学校で使うパソコンやタブレット端末以外)について、自分専用のものがあるかを尋ねて、各ICT機器の所有率を導き出した。2023年度のスマートフォンの所有率は小学校高学年が50%だった。中でも5年生、6年生の所有率増加が目立ち、5年生は前年度より5ポイント増の49.7%、6年生は7.5ポイント増の62.8%となっている。また、中学生の所有率は85.1%で全学年で8割以上に達した。
一方で、携帯電話の所有率は全学年で減少したほか、ゲーム機の所有率は小学5年生以上で減少している。
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