授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を提供するLoiLoは、GIGAスクール構想 第2期の端末更新に向けて「NEXT GIGA応援キャンペーン」を実施する。
同キャンペーンでは、自治体の端末活用・授業改善を促進させる、以下の3つのサービスについて無償提供を実施する。
- 自治体内すべての学校が、初年度無料で「ロイロノート・スクール」を利用できる「とりあえずロイロ」キャンペーン
- ロイロ認定ティーチャーが考案した授業案の公開
- AIによる判定で有害サイトをブロック可能な「ロイロWebフィルタ」
「とりあえずロイロ」では、新規で「ロイロノート・スクール」導入を検討している自治体において、すべての学校が初年度無料で利用できるようになる。利用開始時期は都合に合わせて調整が可能で、無料期間のみで利用を終了した場合でもペナルティは発生しない。あわせて、各学校での研修、ICT支援員への研修も無料で実施するほか、自治体単位で複数年一括のライセンス購入を行った場合も、初年度の無料利用期間が含まれる。
同キャンペーンの対象は、GIGAスクール構想 第2期の端末助成を受けており、新規で「ロイロノート・スクール」導入を検討している自治体。
キャンペーンの2つ目では、全国のロイロ認定ティーチャーが作成した1000以上の授業案が利用できる。授業案は、学年・科目・単元ごとにWebページにてまとめられており、使われているワークシートは無料でダウンロードして利用できる。また、授業案の作成者による解説動画も付属している。
キャンペーンの3つ目として無償提供される「ロイロWebフィルタ」は、クラウド上で閲覧するWebサイトのURLをAIによって判定し、有害なWebサイトのブロックを可能にするなど、教育現場のニーズに対応した機能を備える。授業中に教員が、アプリからその場で児童生徒のWebページ閲覧許可を変更でき、AI判定によって高速にカテゴリが更新される。児童生徒端末の、夜間におけるWeb閲覧にも対応しており、家庭に端末を持ち帰っても閲覧制限が有効となっている。
なお「ロイロノート・スクール」を利用している場合は、「ロイロWebフィルタ」を無料で使える。
そのほか同社は、4月に開催された「GIGAスクール 自治体ピッチ」でのオンデマンド動画を公開する。動画では、データで見る「これまでのGIGAスクールとロイロノート」やロイロノート・スクールが選ばれる理由、今回のNEXT GIGA応援キャンペーンについて紹介している。
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