ポプラ社は、同社の読み放題型電子図書館「Yomokka!」が宮城県石巻市の全小学校32校で採用され、全児童の利用開始に向けて4月から導入準備が開始されたことを、5月31日に発表した。
同社と石巻市は、子どもたちの幸せな未来に向けた取り組みを進め、石巻市における持続可能な社会づくりを図ることを目的として2022年6月に包括連携協定を締結している。協定に先行して「Yomokka!」が試験的に導入されていた、開北小学校、釜小学校の2校での利用実績が石巻市および市の教育委員会に報告されたことがこの度の全市導入のきっかけのひとつとなった。
上記2校は2024年4月に児童のアカウントの進級更新が完了しており、「Yomokka!」が授業や読書に活用されている。新規導入となる30校に向けて、教育委員会を通じて導入説明会などの準備が進められており、5月以降順次全小学校32校の児童約6千名に1人1台配布されている端末を通じて「Yomokka!」に掲載される38出版社4200冊以上(2024年5月時点)の電子書籍へのアクセスが可能となる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア