マイナビは、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒大学生活動実態調査(3月1日)」の結果を、3月8日に発表した。同調査は、3月1日~3日の期間に行われ、1200名(文系男子:174名、文系女子:548名、理系男子:227名、理系女子:251名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、調査対象者の内々定率は前年より16.2ポイント増の34.3%だった。
現在、就職活動でもっとも注力していることとしては、「エントリーシート提出」(27.8%)が前年と同様に最多となっている。内々定保有者に限定すると、もっとも注力しているのは「面接」(28.9%)で、こちらも前年と同程度だった。
内々定を保有している学生に、就職活動の継続意向を尋ねた質問では、「就職活動を継続する」とする回答が71.6%となっている。
同じく内々定を保有している学生に、いつまで就職活動を続けるかを尋ねたところ、「2024年6月末」(29.5%)がもっとも多かった。
就職先として企業を選ぶ際のポイントを尋ねた質問では、「待遇面がよい」(22.8%)が最多となり、前年の調査でもっとも多かった「社風や働く社員がよい・よさそう」(22.6%)がそれに続いている。
就職先として企業を選ぶ際のポイントとして、「待遇面がよい」を挙げた人に、その理由を尋ねたところ、長く勤めたり、よい仕事をするために「心身の健康の必要性」に言及する意見が寄せられた。
企業選びにおいて、「男性社員の育児休業取得率」にどれくらい関心があるかを尋ねた質問では、「関心がある」が72.7%に達している。前年よりはやや減少したものの、依然として関心が高いことが明らかになっている。
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