日本数学検定協会は、データミックスとともに、「数理・データサイエンス・AI教育」に関するオンラインセミナー「『データ活用スキル』を社会人になる前までに学ぶ重要性」を、3月21日に開催する。参加費は無料。
近年、社会ではデータサイエンスやDXなどの言葉を見聞きする機会が急増している。大学でも、データサイエンスや情報などの言葉を含んだ学部や学科の新設が目立ってきた。
政府の「AI戦略2022」では「数理・データサイエンス・AI」を理解し活用できる人材の育成が喫緊の課題となっており、2025年度までに文理を問わず年間約50万人が「数理・データサイエンス・AI」に関するリテラシーレベルを修得するために、各大学では「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定申請を始めている。
同セミナーでは、関係省庁の有識者や実際に企業でデータ活用を推進している関係者や就職コンサルタントが登壇し、多角的な視点から「データ活用スキル」を社会人になる前までに学ぶ重要性について解説する。
開催日時は3月21日の15時~16時55分で、Zoomを使用して行われる。参加対象は高等学校、高等専門学校、専門学校、大学の教職員、教育委員会、教育センター関係者。参加には事前の申し込みが必要で、定員は先着500人(定員になり次第締め切りとなる)。申込締切は3月18日。
タイムテーブル
- 15時:主催者挨拶
- 15時~15時20分:「数理・データサイエンス・AI教育とDX人材育成について」/文部科学省 高等教育局 専門教育課 課長補佐 奥井雅博氏
- 15時20分~15時40分:「中学数学から始めるデータサイエンス教育~年間2,000名以上の社会人が学ぶデータサイエンス教育のポイント~」/株式会社データミックス 代表取締役 堅田洋資氏
- 15時40分~16時:「企業におけるデータ活用の現場から(データを活用する日々の業務とは)」/EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 Associate Partner 青木健泰氏
- 16時~16時5分:休憩
- 16時5分~16時25分:「これからの企業で求められるスキル」/キャリアデザイン研究所 代表 坂本直文氏
- 16時25分~16時45分:「学校で学ぶ統計とデータサイエンスに必要な数学力」/公益財団法人 日本数学検定協会 ビジネス数学コンテンツ部 マネジャー 近藤恵介氏
- 16時45分~16時55分:質疑応答・クロージング
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