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コトバンク、中学・高校の授業カリキュラム自動生成サービス「KOOM時間割クラウド」の販売を開始

 コトバンクは、中学校・高等学校の授業カリキュラムを自動生成する校務DXサービス「KOOM時間割クラウド」の販売を、2月27日に開始した。

 同サービスの活用により、これまで一部の教員に負担が偏っていた時間割作成業務を効率化し、作業時間の削減が期待できる。また、時間割確定後の運用フェーズでも、日課管理業務をデジタル化することでコミュニケーションコストを削減できる。2023年6月より開始したβ版トライアルには約35校の私立中高が参加し、削減効果を検証した。

 教員不足が深刻化する昨今、2023年8月28日に中央教育審議会の特別部会がまとめた提言「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策」では教員の業務負荷軽減を目的とした時間割編成の工夫について言及されている。しかし時間割編成自体の負荷が高いため、提言を実現することが困難な状況となっていた。

 時間割作成業務は教員の業務配分を決める重要な要素であるとともに、その作成には多くの時間を要する。複数の教科、正規・非正規含めた複数の教員、学校行事や変則的なカリキュラムなど各学校の独自性が強いため、これまでにも市販のソフトウェアなどが存在していたものの、複雑な要求に対応しきれず限られた教員のみで対応することが通例となっていた。

 同社は英語教材に対応し、授業に活用できる音読指導アプリ「リピートーク」を運営してきた。その過程で多くの教員と対話する中で、特に負担感の強い校務である時間割作成に対する課題を受け、この度のサービス開発につながった。

 「KOOM時間割クラウド」でできることは以下の通り。

クラウドによる協調・分散入力

 勤務希望日の把握に、紙やエクセルの利用は不要。専用のフォームから教員一人ひとりが直接予定を入力するため、管理が簡単になる(施設や教科の入力も同様)。

クラウドによるコマ配置

 約10分で数パターンの時間割を作成できる。出力された時間割を比較し、最適なパターンを選ぶことも可能。コマの配置アルゴリズムでは「山登り法」という局所探索アルゴリズムの応用である「焼きなまし法」と「反復局所探索法」を使って解を探索する。

日課管理のサポート

 年に一度の時間割作成だけでなく、日々のスケジュール管理や試験監督の調整にも利用できる。生成された表は、URLで生徒や教員に簡単に共有できる。

 なお、同社では「KOOM時間割クラウド」の販売開始に伴い、国公立中学校・高等学校向けに「年間利用料 無料キャンペーン(2024年3月~6月の申し込み限定)」を実施する。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10720 2024/02/28 13:30

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