アドビは、小中高校および大学専門学校における教育のデジタル化・デジタル活用推進をサポートする包括的支援プログラム「Adobe Education Elite Program」を、販売パートナー4社(大塚商会、加賀ソルネット、ダイワボウ情報システム、Too)と共同で2月27日に開始した。
同プログラムでは、アドビのオールインワンクリエイティブツールであり、同社の画像生成AIである「Adobe Firefly」の機能も搭載する「Adobe Express」を中心に、デジタル活用のための基礎能力育成と、それを踏まえた課題解決型・新価値創造型の授業の実現を目指す教育機関を、環境整備と活用提案の両面から支援する。
同プログラムはアドビ、大塚商会、加賀ソルネット、ダイワボウ情報システム、Tooの5社が主催し、無償で提供される。支援対象は「Adobe Express」や「Adobe Creative Cloud」を導入している、または導入を検討中の教育委員会、小学校、中学校、高校、大学、専門学校。
同プログラムを通じて、小学校、中学校、高校、大学、専門学校の1人1台デバイスで、「Adobe Express」を活用した授業や課外活動実現のための提案・各種支援を提供する。それとともに、児童生徒や学生がより高度なクリエイティブ活動や制作を行いたいと考えた際に、「Adobe Creative Cloud」を最大限に活用できるパソコンや周辺機器を備えたSTEAMラボを構築するための提案や助言、および各種支援の提供、カメラ、ソフトウェアなどが使える環境の整備を行う。
さらに、ビジュアルコミュニケーションツールとしての「Adobe Express」、画像生成AI「Adobe Firefly」、および「Adobe Creative Cloud」を活用したデジタルクリエイティブスキル育成や、課題解決型・価値創造型授業を実現するための助言・各種支援も提供。あわせて「Adobe Express」「Adobe Firefly」「Adobe Acrobat」を活用した校務のペーパレス化やデジタル化のための提案・助言や各種支援を提供する。
アドビおよび販売パートナー各社は、教育機関や教育委員会に働きかけを行い、学校現場の要望に応じて各校に必要な支援を行っていく。
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