クアリアは、探究学習フィードバックサービス「Qareer(クアリア)」を、4月から希望するすべての学校に提供開始する。
2022年度の学習指導要領改訂によって、全国の高校で新たに「総合的な探究の時間」が必修科目となった。しかし多くの学校では「学校のリソース不足」「教員のスキル不足」「そのスキル不足を改善するための、研鑽機会の不足」などの課題に直面している。このような課題もあり、高校生からは「前向きに探究学習に取り組んでいるものの、望んだ時に適切な学習支援が得られない」といった声も聞かれるようになった。
同社はこのような状況を踏まえ、「Qareer」を通じてすべての高校生が「探究学習に対する個別のフィードバック」を得られるようにする。そして探究学習を通じて、すべての高校生が「学ぶと変われる」と実感できる教育環境の実現に寄与していく。
「Qareer」の特徴
- 生徒の探究学習に対する個別フィードバックを可能にする「独自開発システム」
- 高校生時代に探究学習を経験し、その経験を生かしてフィードバックする「Qareerサポーター」
- 1000名以上の高校生の探究学習を支援して積み上げた「教育的知見」
同社は6都府県7校に通う1000名以上の高校生に、高校を通じて同サービスのプロトタイプを提供してきた。プロトタイプを通じて自分の探究学習にフィードバックをもらった高校生からは、以下のような声が聞かれた。
- 自分の探究に対してフィードバックをもらうことで、取り組みへの意欲が高まった。また、今後どう進めるべきか、以前より考えるようになった。
- フィードバックをもらうことで疑問がどんどん浮かび、自分の探究についてつい考えてしまうようになった。
- 近い世代の方から前向きなフィードバックをもらうことで、頑張って取り組んでみようと思った。
なお同サービスの導入を希望する場合は、公式ホームページから資料請求を行う。
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