ガイアックスは、筑波大学・つくば市と連携し、アントレプレナーシップ教育をテーマにした小学生向けワークショップおよび教員向け研修(以下、同プログラム)を実施することを、1月17日に発表した。
同プログラムは、文部科学省の「EDGE-PRIME Initiative」(高校生等へのアントレプレナーシップ教育の拡大方策)の採択を受けている「GTIE」(東京大学・東京工業大学・早稲田大学を主幹機関とした「世界を変える大学発スタートアップを育てる」プラットフォーム)の取り組みの一環として行われ、アントレプレナーシップ教育の拡大を目的としている。
岸田内閣が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5か年計画」を受けて、各省庁や自治体でスタートアップ創出に向けた動きが加速している。文部科学省では「EDGE-PRIME Initiative」が始動し、省庁横断・産学官連携で小中高生に対するアントレプレナーシップ教育の機会拡大を推進することが決まった。
同プログラムにおいて、2020年からアントレプレナーシップ教育をテーマに小学生から大学生を対象としたプログラムや教員向け研修を行ってきたガイアックスの、これまでのノウハウと経験が生かせるのではないかと考え、今回筑波大学・つくば市との連携を実現した。
同プログラムは、小学生向けワークショップと教員向け研修の2本立てで実施される。
小学生向けワークショップ
- 概要:アントレプレナーシップ教育プログラムの1DAY体験会
- 目的:課題発見と解決を体験し、理解する/他者と協力するために必要な力を理解する/探究することからアントレプレナーシップの意味を理解する
- 対象:小学4~6年生
- 定員:30名
- 日時:2月17日 13時~17時
教員向け研修
- 概要:アントレプレナーシップ教育についての体験型研修
- 目的:実際にプログラムを体験し、アントレプレナーシップ教育に興味を持つ/アントレプレナーシップ教育の概要や魅力、事例を知り、アントレプレナーシップ教育の理解を深める/日々の探究学習などの授業のヒントを得る
- 対象:小学校・義務教育学校に勤めている教職員
- 定員:30名
- 日時:3月3日 13時~16時
いずれもつくばスタートアップパーク(茨城県つくば市)で実施され、講師は株式会社ガイアックス スタートアップスタジオ事業部 起業家教育事業 責任者 吉川佳佑氏が務める。対象者は、デジタル連絡ツール「スクリレ」の1月17日の配信から詳細の確認・申し込みが可能となる。
ガイアックスは、社会課題の解決を目指すスタートアップスタジオ。「全国どこにいてもスタートアップスタジオに挑戦できる環境」をつくるために、産学官で連携しながら、起業家教育事業、インキュベーション事業、投資事業の3つの事業を提供している。
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