ウェブクルーは、同社の運営する「ズバット 通信制高校比較」が高校進学予定の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「今の学校教育に対する親の本音」に関する調査の結果を12月13日に発表した。同調査は、10月20日~21日の期間に行われ、1005名から有効回答を得ている。
調査対象者に、中学校で行われている学校教育全般に対して、どう思っているかを尋ねたところ、「とても満足している」が11.2%、「ある程度満足している」が60.5%、「やや不満がある」が22.7%、「とても不満がある」が5.6%という結果となった。
中学校における「学習・教育方法」で、もっとも評価している点を尋ねた質問では、「教科担任制の指導」(20.5%)がもっとも多く、「各教科の基礎的な学習指導」(19.4%)がそれに続いている。また、中学校における「学習・教育方法」で、もっとも評価できない点を尋ねたところ、「定期試験中心の学習評価方法」(12.4%)が最多となり、「各教科の基礎的な学習指導」(11.9%)、「アクティブラーニングの導入」(8.7%)がそれに続いた。
自身の子どもは、どのような課程の高校に進学することを予定しているかを尋ねたところ、「全日制高校」が88.8%、「通信制高校」が4.4%、「定時制高校」が2.4%、「現時点では何も決まっていない」が4.4%となっている。
将来に向けて子どもに身につけてほしいこと、学んでほしいスキルの中で、とりわけ重要だと思うこととしては(複数回答)、「コミュニケーション力」(55.1%)がもっとも多く、「一般教養」(51.7%)、「判断力」(29.8%)がそれに続いた。
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