学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「キャリア形成」に関するアンケート調査の結果を12月6日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、11月11日~22日の期間に行われ、294名から有効回答を得ている。
調査対象者に、キャリア形成の仕方の希望について尋ねたところ、「自分で選択したい」(36.7%)と「どちらかと言えば自分で選択したい」(43.5%)を合わせた割合が8割超を占めた。学生からは、「キャリアは自分で責任をもって決めたい」「自分で決めたほうが、大変なことがあっても乗り越えられると思う」「上司や先輩とも相談しながら、決めるのは自分自身で決めたい」「ある程度会社からの指示に従うことになると思うが、自身の希望も反映してもらえるとうれしい」といった意見が寄せられている。
異動希望申請など、自身の希望するキャリアプランを実現できる制度がある企業は、志望度が上がるかを尋ねた質問では、「志望度が上がる」(53.7%)と「どちらかと言えば志望度が上がる」(34.0%)を合わせた割合が9割近くに達した。学生からは、「自身の適性や能力を活かして仕事をしたい」「自身の希望と、会社からの期待が重なる環境で仕事をしたい」「希望するキャリアの実現に向けて、経験を積める環境で働きたい」といった意見が寄せられている。
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