札幌慈恵学園 札幌新陽高等学校は、レアジョブとオンライン英会話サービスおよびPBL(プロジェクトベースドラーニング)を用いた新たな英語学習カリキュラムの共同開発を開始したと、6月14日に発表した。
札幌新陽高等学校の探究コースでは、オンライン英会話のマンツーマンレッスンと、教育とテクノロジーを融合させ、学習者にとって最適かつ可能性を最大化させることを目指し、ブレンディッドラーニングのカリキュラム開発や、生徒が英語をツールに国境を越えて貢献するPBLを用いた授業の共同開発をレアジョブと行う。
ブレンディッドラーニングのカリキュラム開発としては、オンライン英会話の利便性を活かした発話量の最大化と、現場のアナログ性を活かしたモチベーションの維持によって、学習効果を倍増させる英語教育カリキュラムを開発する。
PBLを用いた授業の開発としては、オンライン英会話による海外の講師との出会いを通じて視野を広げるとともに、生徒自身が当事者意識を持って、能動的に世界に貢献する挑戦の機会を創る。
具体的な授業内容例としては、日本人英語科教諭によるインプット、ロールプレイ等のペアワーク(50分)、レアジョブによるオンライン英会話(25分、マンツーマン)、日本人英語教諭による復習(20分)などを行う。
さらに、年間12回のマンツーマンレッスンでは、1年生で英語を話すことに慣れ、2年生で正しい英語を使って会話をし、3年生で自分の意見を発表し、それに対する質問へのやり取りをする力を強化することを目指す。
対象は、札幌新陽高等学校・探究コースの1年生24名。実施期間は5月31日~2021年3月31日。
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