Fusicは、同社が提供する学校と保護者をつなぐ連絡サービス「sigfy(シグフィー)」を、2023年度から東京都練馬区の区立小中学校、区立小中一貫教育校、区立幼稚園および学校教育支援センターの101施設に提供することを、11月7日に発表した。
練馬区は社会の急激な変化に伴う教職員と保護者双方の負担軽減を目的とし、2023年度から市内の小中学校などに連絡サービス「sigfy」を導入することを決定した。導入後は保護者の利便性向上と学校の負担軽減を図りながら、学校と家庭の双方向コミュニケーションをスムーズにすることで「子どもたちの笑顔輝くまち」(引用元:練馬区「第2次みどりの風吹くまちビジョン基本計画」6つの施策の柱)の実現に尽力する。
「sigfy」は学校と家庭のコミュニケーションを強化するために、従来のメッセージ送信機能に加えてチャット形式の「返信やりとり機能」を提供している。
従来の電話による問い合わせでは「つながらない」「対応に追われて忙しい」といった問題があった。「返信やりとり機能」によって家庭、学校側ともに空き時間を利用して連絡でき、より柔軟なコミュニケーションが可能となる。
さらに学校側でチャットの利用を任意のタイミングでオン・オフできるため、教職員の過度な負担を避けることができる。そのほか「sigfy」のアンケート機能などを複合的に活用することで、担当教職員の時間削減が期待できる。
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