教育ネットは、同社が支援している自治体の小学校、中学校の児童・生徒を対象に実施した、「ネット利用における実態調査」の結果を、10月27日に発表した。同調査は、2022年4月~2023年2月の期間に行われ、2万8930名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、小学生における肖像権についての正誤問題の正答率は、2021年度が37%だったのに対して、2022年度は34%と3ポイント減少した。学年別でみると、2年生が7ポイント減、3年生が6ポイント減となっている。一方、6年生は5ポイント増だったが、正答率は42%に留まった。なお、1年生・2年生は保護者と一緒に回答しているため正答率が高くなっている。
中学生における著作権に関する設問では、中学2年生で2021度より6ポイント増の50%、中学3年生で2ポイント減の55%となっている。全体の正答率は、2021年度46%、2022年度48%とほぼ横ばいだったものの、正答率は50%未満に留まった。
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