Classiは、小中学校向け保護者向け連絡サービス「tetoru(テトル)」に保護者の開封・既読管理機能を追加したことを、9月28日に発表した。これにより、教職員が配信した連絡の既読・未読状況を家庭単位で確認できるようになり、学校・保護者間のコミュニケーションがよりスムーズになる。
これまでの学校と保護者間の連絡手段は、伝統的に連絡帳や連絡網を利用した電話でのやり取りが主流だった。しかし、この従来の方法では保護者が連絡内容を確認したのかを学校側が把握することは困難であり、特に休校情報などの緊急かつ重要な連絡が行き届いていない場合、学校・家庭双方にリスクが生じていた。
この問題を解決するため「tetoru」では、保護者がメッセージを開封し、内容を確認したかどうかを学校側が瞬時に確認できる「開封・既読管理機能」を導入する。この機能により、学校と保護者間のコミュニケーションの品質向上を図るとともに、緊急時の連絡もよりスムーズかつ確実に行えるようになる。
教員は「tetoru」画面上で既読状況を確認後、配信内容未読の家庭に対してリマインドの連絡をすることができる。
「tetoru」は、公立の小中学校、義務教育学校、特別支援学校、公立幼稚園・保育園・こども園から申し込んだ場合、無料で利用できる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア