プログラミング総合研究所は、「プログラミング能力検定(プロ検)」において12月検定よりJavaを導入することを、9月19日に発表した。
プロ検ではこれまで、ビジュアル言語に加えてテキストで記述するプログラミング言語にも対応していた。しかしながら、同検定が専門学校、大学、社会人に普及する中で、実務で使用される言語で受験したいというニーズが高まっていたことにより、実際に開発での利用率が高く、世界でもJavaScript、Pythonに次ぐ人気言語であるJavaの導入に至った。
Javaは、システム開発、Web開発、アプリケーション開発といった、さまざまな開発に利用されている言語。今回のプロ検へのJava導入にともない、早期から実務に役立つプログラミング能力を身につけることで、将来の選択肢を広げることにつながる検定を目指す。
プロ検へのJava導入は12月試験から行われ、検定レベルはJavaScriptやPythonと同様に、CFRPをベースとした6段階のレベルでの提供を予定している。なお、12月の検定ではレベル1および2をリリースし、年明けよりレベル3以上を順次リリースしていく。
プロ検は、2020年12月のスタート以降、主旨に賛同するプログラミングスクール、学習塾、パソコン教室、学校、学童など、さまざまな教育機関にて実施されている。子どもたちのプログラミング学習への意欲喚起や、学習継続のきっかけとして、また受験者や教育者が個人のプログラミング能力・技能を可視化した上で、効果的な学習・指導につなげることができるツールとして活用されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア