EQと、さいたま市立大宮国際中等教育学校の中学3年生、および高校1年生で構成される40名弱の参加希望メンバーは、2024年3月(予定)までの期間、全5回のプロジェクトミーティングを重ねつつ、中高生向けのEQ診断を開発していく。
今回の、EQとさいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒による中高生向けEQ診断の開発は、EQとさいたま市教育委員会が3月20日に業務提携を交わした、中高生向けのEQ診断開発プロジェクト「EQ for Students(仮称)」に基づいて行われる。第2回目のミーティングは、9月下旬から10月を予定している。
さいたま市教育委員会では、学力などの認知能力と非認知能力とを合わせた真の学力の育成に向けて、探究的な学びやさまざまな体験活動を推進している。そのなかで、子どもたちの非認知能力ともいえる「EQ」を可視化して子どもたちの自己認識・自己理解を促し、ポジティブな行動変容につなげること、さらに、データに基づいた教職員の適切な指導・助言を可能にし、子どもたちが将来、多方面にわたって活躍できるためのキー・コンピテンシーを育むことが可能であるとの考えから、同プロジェクトの協力校として、さいたま市立大宮国際中等教育学校が選定された。
EQとさいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒との協力によって開発される中高生向けEQ診断は、同校の生徒に対して利用が開始される。診断によって蓄積されるデータは、さいたま市が進めている「教育データを活用するダッシュボード」に取り込まれ、出欠や健康状態、学習進度や評価に加えて、こころの成長や非認知能力の向上データとして活用される予定となっている。
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