追手門学院大学は、入学前から在学、卒業後まで切れ目のない一元的なコンタクト機能を整備し、生涯にわたって学び続ける機会を提供するため、その第一弾となる在学生向け「OIDAIアプリ」の提供を開始したことを、9月1日に発表した。
今回提供を開始した「OIDAIアプリ」は、学生向けのすべての情報のポータル(窓口)機能を担い、時間割や大学からのお知らせの閲覧、個人のスケジュール管理、履修登録や教員とのコミュニケーションなど学内システムとの連携機能を有している。学生の声を反映してバージョンアップを重ねながら、アプリを学生生活のハブとして展開させていく。
学生からの問い合わせを受け付ける窓口もアプリ上に集約し、FAQによる自己解決を図りながら窓口に来なくてもデジタル上で問い合わせが完結する仕組みを整備した。
追手門学院大学は2023年4月からオペレーション(処理業務)とコンタクト(窓口対応)を一元的に担う「O&Cセンター」を立ち上げており、アプリとも連携させながらあらゆる手続きや業務のデジタル化を図っていく。
また今回、アプリの導入とあわせて学内のあらゆる情報を集約する統合データベースの構築もスタートさせた。入学から卒業後までを管理し、データに基づいた意思決定や業務改善を図りながら2020年度の文部科学省の事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」にも採択された教育DXの取り組みをさらに加速させ、学生の学びの高度化にもつなげていく。
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