松戸市教育委員会、出光興産と連携し「週1先生プログラム」の取り組みを開始、社員が授業の実施やサポートを行う

　出光興産は、松戸市教育委員会と連携し、同社の社員を市内の中学校に週1回派遣する「週1先生プログラム」を、9月から開始する。

　同プログラムでは、出光興産の社員が自らの経験やスキルを生かしながら、特別授業の実施や通常授業のサポート、教職員の働き方改革、業務効率化などの学校教育に関わるさまざまな課題に取り組む。

　5月から7月までの約3カ月間、同取り組みのトライアルが松戸市立第一中学校で実施された。その結果、学校教育現場での新しい価値の創造や業務改善が見込まれることや、派遣される社員の成長に効果的なプログラムであるため、本格的な開始に至った。

　教育をめぐる諸課題が複雑化・困難化する中、松戸市教育委員会では、民間企業の取り組みを参考にしながら、独自の教育課程の編成や業務改善などを図るきっかけとすることを同取り組みの目的としている。