イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者400名を対象に実施した、「2023年:子どもの夏休みの習い事ならびに夏休みの学習に関する調査」の結果を7月25日に発表した。同調査は、6月3日~28日の期間に行われている。
調査対象者に、コロナ禍が明けたことで、子どもとの夏休みの過ごし方についての考えが変化したかを尋ねたところ、「変化した」とする回答が7割超を占めた。
コロナ禍が明けてはじめての夏休みで、特に何を重視して子どもに過ごさせたいかを尋ねた質問(複数回答)では、「外で身体を動かすこと」が7割超でもっとも多く、「新しいことにチャレンジすること」が6割でそれに続いている。
子どもに夏休みにさせたい習い事としては(複数回答)、「英語・英会話スクール」が最多となり、「金融教育関連」と「スポーツ」が同数でそれに続いた。
子どもの夏休みの習い事はどのように決めるかを尋ねたところ(複数回答)、「子どもがやりたいと思うか」が9割超に達し、「将来の役に立つか」を挙げる回答も半数超となっている。
オンラインとオフラインのどちらで子どもの夏休みの習い事をさせたいかを尋ねた質問では、「オフラインとオンライン」が8割超に達した。
今年の夏休みに、特に体験させたいこととしては(複数回答)、「旅行」が約6割でもっとも多く、以下「体験型ツアー」「メタバース体験」が続いている。
夏休みに、特に体験させたいことを選んだ理由としては(複数回答)、「多くのことを学ばせたいから」「感性を養いたいから」がどちらも6割前後で上位を占めた。
子どもの夏休みの宿題で、親の関与が必要だと思うものを選んでもらったところ(複数回答)、「自由研究」が半数超に達し、「苦手分野の克服」が4割超で続いている。
子どもの夏休みの学習において、今後活用したいものを選んでもらった質問(複数回答)では、「デジタル教材」が約7割で最多となった。
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