キャリアボットは、生成AIを活用した「次世代型就職・キャリア支援サービス」を大学キャリアセンターに向けて展開していくことを、7月25日に発表した。サービスの詳細を説明するため、大学教職員者向けのオンラインセミナーが、8月7日に開催される。
同社は、大学DX推進に向けて、生成AIやメタバース、コミュニケーション型アバターロボットを活用した就職・キャリア支援サービスなどを行っている。
8月より大学キャリアセンターに向けて、自己分析サポートAI「SelfAnalyzer(セルフアナライザー)」と、AI就職アドバイザー「CareerNavigator(キャリアナビゲーター)」を展開する。
「SelfAnalyzer」は、学生が入力した自身の経験や興味などをもとに、学生の長所・適性などを分析する。分析結果は1分程度で学生にフィードバックされ、同時にキャリアセンターにも共有される。学生はこの結果をもとに、短時間で自己理解を深められる。
「CareerNavigator」は、進路相談に対する簡単なアドバイスからES(エントリーシート)・面接アドバイスまでを幅広く行う。文章作成が苦手な学生に対しては、入力内容をもとに「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」などの文章を生成することも可能。これにより学生は時間を節約し、自己分析や面接対策などに注力できる。同サービスには、Azure OpenAI ServiceやChatGPT-4などを活用する予定。
両サービスについての説明会が、リアセックとの協働プロジェクト「ChatGPTを活用した就職支援サービスの実証実験」の一環として開催される。日時は、8月7日の17時~18時で、Zoomを使用して行われる。対象は、大学・短期大学・専門学校の教職員で、特に就職・キャリア支援・学生支援に携わる人。参加には、専用フォームでの事前申し込みが必要となる。定員は先着300名。
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