学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「インターンシップ参加」に関するアンケート調査の結果を7月13日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して6月20日~30日の期間に行われ、683名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就業体験のあるインターンシップの応募予定社数を尋ねたところ、「まだ決まっていない」を除くと「3~5社」(32.1%)がもっとも多く、「6~9社」(12.6%)、「10社以上」(11.1%)がそれに続いた。
就業体験が可能なインターンシップの参加希望社数を尋ねた質問では、「3~5社」(41.9%)が最多となり、以下「6~9社」(12.2%)、「10社以上」(8.6%)が続いている。学生からは、「インターンシップに参加し、仕事内容や社風を理解したい」「3年生の夏休みは、他の予定を調整してもインターンシップに参加したい」「希望する企業に就職するためには、インターンシップへの参加が不可欠だと思う」といった意見が寄せられた。
業界研究セミナーやワークショップなど就業体験のないプログラムであるオープン・カンパニーについて、応募予定社数を尋ねたところ、「まだ決まっていない」を除けば「3~5社」(25.6%)がもっとも多く、以下「2社以下」(11.0%)、「10社以上」(10.8%)、「6~9社」(10.0%)が続いている。
参加を希望しているオープン・カンパニーの社数を尋ねた質問では、「3~5社」(28.1%)が最多となった。学生からは、「業界理解や仕事理解を深めたい」「人事担当者や先輩社員と直接話せる機会は有効活用したい」「志望業界を絞っていないので、まずは多くの企業の話を聞いてみたい」といった意見が寄せられている。
一方で、「できるだけ就業体験のあるインターンシップに参加したい」「夏休みは時間があるので、1日開催のセミナーやワークショップよりもインターンシップの参加を優先したい」といった意見もみられた。
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