マイナビは、同社の運営する高校生の進路選択に関する調査研究・情報発信専門サイト「マイナビ進学総合研究所」が、全国の高校1~3年生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「2023年 高校生の進路に関する保護者調査」の結果を7月6日に発表した。同調査は、5月19日~21日の期間に行われ、1200名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもの進路選択・学校選びにあたってほしい情報をたずねたところ(複数回答)、「入試の種類について」(39.4%)がもっとも多く、「入試スケジュールについて」(38.3%)、「就職実績について」(31.1%)がそれに続いた。
子どもの進路選択や学校選びについて、困っていることや悩んでいることとしては(複数回答)、「特に困っていることはない」(34.1%)が最多となり、「学費が工面できるかどうか不安」が前回(2020年)調査から3.1ポイント増の27.6%で続いている。
子どもに望む将来の「働く姿」について尋ねた質問では、「本人がやりがいを感じる仕事をしてほしい」がもっとも多かったものの、前回調査よりも12.5ポイント減の39.9%と大幅に減少した。「安定した収入を得られる仕事をしてほしい」が、前回よりも5.4ポイント増の25.5%でそれに続いている。
子ども自身のキャリアについてどの程度話しているかを尋ねたところ、「頻繁に話している」(9.7%)と「たまに話している」(43.8%)を合わせた割合は53.5%に達した。
子ども自身の歩みたいキャリアをどの程度知っているかを尋ねた質問では、「よく知っている」(11.5%)と「少し知っている」(34.3%)を合わせた割合が45.8%を占めている。
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