学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動準備」についてのアンケート調査の結果を5月30日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、4月24日~5月11日の期間に行われ、826名から有効回答を得ている。
調査対象者に、選考につながるインターンシップがあれば参加したいかを尋ねたところ、「参加したい」とする回答が91.6%を占めた。学生からは、「早期に内定を得たい」「就職活動を有利に進めることができるチャンスは有効活用したい」「インターンシップ経由での選考の方が、ライバルが少ないと思う」といった意見が寄せられている。
インターンシップや、就職活動準備に関する情報収集を始めた時期を尋ねた質問では、「大学3年生の4月」(48.5%)がもっとも多く、「大学2年生」(16.0%)、「大学1年生」(5.8%)がそれに続いており、5人に1人は3年生になる前にインターンシップや就職活動準備に関する情報収集を始めていたことが明らかになった。
就職活動を終えたい時期としては(「卒業まで」を除く)、「2024年6月末まで」が最多となり、以下「2024年ゴールデンウイークまで」(15.1%)、「2024年3月末まで」(11.6%)が続いており、5人に1人は3年生のうちに就職活動を終えたいと答えている。また、「既に就職活動を終えている」(1.9%)という回答もあった。学生からは、「できるだけ早く就職活動を終えて、残りの学生生活は学生でないとできないことを経験したい」「3年生のうちに就職活動を終えて、資格の勉強など社会人になる準備のステップに移りたい」「多くの企業の選考が集中する4年生の6月末までには就職活動を終えたい」「明確にいつまでに終えたいという希望はないが、希望する企業から内定を得られたら就職活動を終えたい」といった意見が寄せられている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア