精力的に活動中! 有志の教員を中心としたNPO法人タイプティー
2019年にスタートした、プログラミング教育に携わる有志の教員によるコミュニティType_Tは、2021年にNPO法人タイプティーとして再始動した。名前は「とにかくやってみるプログラミング教育ティーチャーズ」の頭文字を取ったもので、ICT教育関連のイベントを年に数回開催しているほか、週1回、実践発表の場としてオンラインでLT(ライトニングトーク)を行っている。
タイプティーが5月4日に開催した「GIGAGIG 2023」には70名以上の教員らが参加。ワークショップを中心に展開された同イベントでは、参加者が体験しながらプログラミング教材や教育向けアプリについて学ぶことができた。
なお、7月1日には宮城県仙台市で「GIGAGIG 東北」が開催予定だ。
GIGAGIG 2023で紹介された教材・ツール
- Kahoot!
- Bing Image Creator
- micro:bit
- embot(エムボット)
- Canva
- GIGAスクール時代のテクノロジーとメディア~デジタル・シティズンシップから考える創造活動と学びの社会化
- 教育版マインクラフト
- ChatGPT
- Flip
- DOOR
- スイッチエデュケーション製試作機
- iːo(イーオ)
- Viscuit
- 桃太郎電鉄 教育版
- Padlet
- AkaDako探究ツール
ここからは、各ワークショップの模様を写真を中心にお送りする。
Kahoot!を授業で使い倒す
クイズアプリ「Kahoot!」のワークショップを担当したのは、EdTechZineの人気記事の執筆者でもある岩崎教諭だ。Kahoot!の初心者に向けた本ワークショップの目標は「学校のほかの先生にKahoot!を教えられるようになること」。岩崎教諭いわく、Kahoot!は授業の最初か終わりに、ふり返りとして取り組むのがオススメだという。
AIを使ってお絵描きをしてみよう
教育系YouTuberとして「GIGAch」でも発信し、青山学院中等部で講師を務める安藤昇氏は、画像生成AI「Bing Image Creator」を活用し、イラストを描くワークショップを実施。生成AIをはじめとした、これからの時代において重要となる技術の可能性を参加者に伝えた。
micro:bitの基本のキ、0からはじめるmicro:bit
野村徹也教諭が講師を務めたワークショップは、タイトルの通り初心者向けに開催。教育向けマイコンボード「micro:bit」に初めて触る人も多数参加し、授業での活用をイメージすることができた。
まさかの発売前のシン・embot体験会!!
e-Craftが提供するプログラミングロボット「embot(エムボット)」のワークショップでは、今冬発売予定の新製品に触れることができた。新しいセンサーを使ったプログラミングに、参加者は興味津々で取り組んでいた。