Classiは、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を滋賀県彦根市教育委員会と締結し、2023年3月より同市内小中学校24校の児童生徒が利用を開始した。
同市では、保護者と学校間のコミュニケーション円滑化と教員の業務削減を目的に「tetoru」を小中学校24校に整備した。これまで教員と保護者の間で行われていた電話や連絡帳などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになった。
「tetoru」は「学校からの連絡配信機能」「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載したサービス。2022年4月よりサービス提供を開始し、すでに125自治体1000校以上で採択されている。「tetoru」の特徴は以下の通り。
1.ベーシックな機能は無料で利用可能
公立の小中学校、義務教育学校、特別支援学校、公立保育園からの申し込みの場合、ベーシックな機能(学校からの連絡配信機能、保護者からの欠席連絡機能、名簿登録などの管理機能)を無料で利用可能。これにより、各校の予算が異なる場合も自治体で一括してツールを導入できる。
2.ファイル添付送信機能を標準で搭載
「tetoru」にはファイル添付送信機能が標準で搭載されている。これにより、印刷・配布業務など教員の負担を減らしながら視覚的な情報の共有が可能になる。
3.校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載(有料オプション)
安全な接続環境を構築することにより、同社の統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現する。これにより教員は「tetoru」内で通知される保護者からの欠席連絡を「C4th」に転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できる。
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