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九州地方の高校、「朝課外」廃止後の取り組みは「特にない」が約6割に【スタディプラス調査】

 スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で九州地方の学校に通う高校生を対象に実施した、「朝課外」に関する調査のうち、「朝課外」の具体的な授業内容についての結果を3月30日に発表した。同調査は、2月10日~13日の期間に行われ、762名から回答を得ている。

 調査対象者に、「朝課外」への参加は必須だったか、任意だったかを尋ねたところ、必須参加が46.0%、任意参加が45.6%と、ほぼ同数となった。一方で、「任意参加であるものの半強制」という回答が多く寄せられている。学校区分別では、国公立が必須参加39.8%、任意参加51.5%だったのに対して、私立では必須参加67.2%、任意参加25.5%と、7割近くが必須参加だった。

 「朝課外」で行われている授業形式としては、「通常授業と同じ」が約8割を占めている。

 「朝課外」での具体的な学習方法を尋ねた質問では、「教科書に沿った学習」が約6割を占め、「大学受験対策」も約半数に達した。

 調査対象者のうち、高校入学後に「朝課外」が廃止された人に、「朝課外」が廃止されてから新たに高校で始まったことを尋ねたところ、「特にない」が6割超で最多となっている。また、「朝自習」「7時限目」「補習授業」が新たに始まった、という回答もみられた。

 「朝課外」のような通常授業外の取り組みについて、学校でどのような取り組みがあるとうれしいかを尋ねた質問では、「自習時間を確保してほしい」「自習場所を確保してほしい」「自分の勉強状況に関して、先生から定期的なアドバイスがほしい」という回答がいずれも約半数となっている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/9145 2023/04/06 09:00

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