学情は、企業・団体の採用担当者を対象に実施した、「選考の実施形式(対面かオンラインか)」に関するアンケート調査の結果を、3月17日に発表した。同調査は、1月5日~31日の期間に行われ、1862件の有効回答を得ている。
調査結果によれば、面接における対面とオンラインの実施比率は「対面のみ」(27.4%)が前年を1.8ポイント上回ってもっとも多く、「対面:オンライン=5:5」(24.0%)がそれに続き、対面での実施比率が高まる傾向がみられた。

企業セミナーの形式別では、「対面:オンライン=5:5」(17.6%)が最多となり、前年最多だった「オンラインのみ」(14.7%)は前年から3.2ポイント減少しており、対面回帰の傾向となっている。

内定辞退対策としては(複数回答)、「懇親会(対面)」(61.1%)が前年から9.6ポイント増でもっとも多く、「先輩社員との面談(対面)」(41.9%、前年から4.8ポイント増)、「人事担当との面談(対面)」(36.9%、前年から0.5ポイント増)など、対面でコミュニケーションが図れる場を設ける企業が増加した。

インターンシップの実施形式としては、「対面のみ」(34.8%)が最多となり、「オンラインのみ」(20.2%)は前年と比較して8.8ポイント減少している。

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