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企業の採用担当者の半数超、新卒採用時にスキルよりもパーパスへの共感度を重視【ウォンテッドリー調査】

 ウォンテッドリーは、同社の運営しているビジネスSNS「Wantedly」を利用している2023年~2026年卒学生と企業の採用担当者を対象に実施した、「就職活動と長期インターンシップに関する調査」の結果を2月15日に発表した。同調査は、2022年12月9日~20日の期間に行われ、453名(学生:234名、採用担当者:219名)から回答を得ている。

 調査対象者のうち学生に、就職活動で重視するポイントを尋ねたところ、「共感できるパーパスを持っている会社で働くこと」(70%)がもっとも多く、「自己成長性」(69%)、「給与水準」(52%)がそれに続いた。

 年代別では、2023年卒と2026年卒学生では「自己成長性」、2024年卒学生では「共感できるパーパスを持っている会社で働くこと」、2025年卒学生では「給与水準」がそれぞれ最多となっている。

 就職先の場所に関して重視することを尋ねた質問(複数回答)では、「首都圏にあること」が71%を占める一方で、「リモートワークでどこでも働けること」(44%)を挙げる回答も多くみられた。

 地元への就職を考えているかを尋ねたところ、「考えている」という回答は43%に留まっている。地元への就職を考えている学生からは「⾸都圏集中ではなく、地域分散型かつ地元に密着したような企業で働きたいと考えるから」「地⽅で就職してキャリアを積みたいから」、地元での就職を考えていない学生からは「地⽅は⾸都圏と⽐べて給与⽔準が低いから」「地元では職業の幅が狭いから」といった理由が寄せられた。

 新卒で入社した会社で、何年働くと思うかを尋ねた質問では、「5年程度」(31%)がもっとも多く、以下「3年程度」(23%)、「10年程度」(16%)が続いている。また、「20年以上」(5%)という回答もみられた。

 就職活動において、あるとうれしいと思う機会について尋ねたところ、「企業の人とカジュアルにフラットな雰囲気で出会えるイベント」(56%)が最多となっている。

 就職活動の悩みとしては、「自分の強みや、自分が何に向いているかわからない」(44%)、「自分が何がしたいか、どんなキャリアを歩みたいかがわからない」(41%)、「自己分析ができてもそれにあう仕事を見つけるのが難しい」(38%)が上位を占めた。

 長期インターンシップ(1カ月以上)への参加経験の有無を尋ねた質問では、「参加している」(41%)と「参加したことがある」(15%)を合わせた割合が半数以上に達している。

 長期インターンシップに「参加している」「参加したことがある」という回答を学年別でみると、2023年卒(65%)、2025年卒(61%)、2024年卒(53%)、2026年卒(21%)の順で参加経験が多かった。

 長期インターンシップへの参加理由としては、「社会に出る前に経験を積みたいと考えたから」(72%)、「自分らしいキャリアを考えるために役立つと考えたから」(60%)が上位となっている。また、実際に長期インターンシップへ参加した学生の感想としては、「インターンシップに参加してみて、ビジネスのリアルな現場を見ることができて勉強になった」「本格的な業務に携わることができてスキルが身につくほか、本来であれば就職後でないと見られない会社の内側を学生のうちに見られるのがよい」といった意見が寄せられた。

 調査対象者のうち、採用担当者に自社のパーパスを定義しているかを尋ねたところ、「定義している」とする回答が80%に達している。

 自社のパーパスを「定義している」と答えた企業の採用担当者に、選考時のパーパス共感度の重視度合いを尋ねた質問では、「かなり重視している」が45%、「比較的重視している」が45%と、9割の企業がパーパスへの共感度を重視していることがわかった。

 同じく、自社のパーパスを「定義している」と答えた企業の採用担当者に、採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視するかを尋ねたところ、「新卒採用の場面においてのみある」が10%、「中途採用の場面においてのみある」が23%、「新卒採用の場面においても、中途採用の場面においてもある」が53%と、選考過程ではスキルよりもパーパスへの共感度が重視されていることが明らかになっている。

 長期インターンシップ(1カ月以上)を実施しているかを尋ねた質問では、「実施していない」とする回答が63%を占めた。

 長期インターンシップを実施している企業に、実施目的を尋ねたところ、「新卒採用につなげるため」(72%)、「戦力として重宝するため」(62%)が上位となったほか、「新卒採用につながらなくとも未来の中途採用につながるため」(35%)といった回答もみられる。

 長期インターンシップ経由で、新卒採用につながった学生がいるかを尋ねた質問では、「いる」とする回答が59%に達している。

 長期インターンシップを実施している企業に、今後も継続して実施したいかを尋ねたところ、「実施したい」とする回答が94%を占めた。

 長期インターンシップを実施していない企業に、その理由を尋ねた質問では、「実施したいが工数を確保できない」(54%)、「実施する理由がない」(39%)、「実施したいが方法がわからない」(7%)といった回答が寄せられている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8936 2023/02/22 19:00

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