クラーク記念国際高等学校と河合塾は、従来の進路指導にとらわれない進路選択・進路指導を実施する目的で共同プログラムを開始することを、1月10日に発表した。期間は2月7日まで。
同プログラムは、2021年度から開講している「スマートスタディコース」を設置している、クラーク記念国際高等学校の旭川キャンパス、さいたまキャンパス、東京キャンパス、千葉キャンパス、名古屋キャンパス、福岡キャンパスの6拠点で実施される。河合塾が開発した「ミライの選択」を活用して、多様化する進路選択において自己の価値観を探究し、決定する基準を数値化、コーチングと連動することによって進路決定力の向上を目指す。
「スマートスタディコース」は「オンライン」と「通学」を組み合わせて、一人ひとりに合った学び方を提供する新コース。自ら問題を発見し解決する能力を養うための学びであるPBL(Project Based Learning)をコースの柱とし、さまざまな企業と連携した授業を展開している。
なお、同プログラムはPBLの探究学習プログラムの1つとして実施される。生徒と面談を行い、学習プランニンングや目標設定を行う「コーチング」と連動した授業となる。全14回のプログラムから生徒の進路選択への見解や心情の変化を調査し、調査結果はプログラム終了後に公開を予定している。
全6章で構成される「ミライの選択」の概要は以下の通り。
- 進路の現状を分析、進路選択と意思決定の関わりについて理解する
- 意思決定を行うための考え方を身につける
- 判断基準を見つけ、言語化する
- 学問をさまざまな切り口で知り、マップ制作することで新たな選択肢を増やす
- 自身の進路についての考えをまとめる
- 他者と情報・思考共有、進路についての結論をまとめる
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