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小中学生の保護者、約6割が教育費の値上がりを実感【テラコヤプラス by Ameba調査】

 CyberOwl(サイバーアウル)は、同社の運営する塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が、全国の小中学生の保護者500名を対象に実施した、「教育費の値上がり」に関する調査結果を12月26日に発表した。同調査は、11月18日~12月2日の期間に行われている。

 調査対象者に、子どもの教育費全体の値上がりを感じているかを尋ねたところ、「とても感じる」(21.0%)と「感じる」(43.6%)を合わせた割合が64.6%を占めた。「まったく感じない」は8.0%に留まっている。

 学校費の値上がりを感じるかを尋ねた質問では、「あまり感じない」が35.8%でもっとも多く、「まったく感じない」も25.2%となり、学校費の値上がりを感じている保護者はあまり多くない。しかしながら、学校費の値上がりを「とても感じる」「感じる」という回答を小中学生別にみると、小学生の保護者では33.8%だったのに対し、中学生の保護者では50.7%と半数に達した。

 学校費の値上がりを「感じる」と答えた人に、どの項目で値上がりがあったかを尋ねたところ、「給食費」(29.8%)が最多となり、以下「部活費」(20.4%)、「制服費」(19.3%)、「授業料」(17.9%)が続いている。

 習い事費の値上がりを感じるかを尋ねた質問では、「とても感じる」(18.8%)と「感じる」(37.6%)を合わせた割合が56.4%を占めた。

 特に値上がりを感じる習いごととしては、「塾・学習塾」(41.6%)と「水泳」(24.8%)が他を大きく引き離して上位を占めている。

 保護者目線で、今後値上がりが続いても続けさせたい習い事を尋ねたところ、「費用が上がれば続ける予定はない」は20.2%に留まり、「塾・学習塾」が39.8%を占めた。

 教育費を捻出するために、何らかの対策をとっているかを尋ねた質問では、「とっている」とする回答が55.4%に達している。

 教育費を捻出するために、具体的に行っている対策としては、「節約」(52.1%)がもっとも多く、「副業」(27.1%)がそれに続いた。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8653 2022/12/30 07:00

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