SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ニュース

小中学生に聞いた、行動制限の緩和で2022年に開催された学校行事、うれしかったのは「運動会」「遠足」【光村図書出版調査】

 光村図書出版は、小・中学校に通う児童生徒の保護者を対象に実施した、「第2回 子どもの『好き』に関するアンケート調査」の結果を、12月15日に発表した。同調査は、11月9日~10日の期間に行われ、500名から回答を得ている。

 調査対象者に、学校で友だちと協力して考えながら学習するのと、自分1人で考えて学習するのでは、どちらが好きかを尋ねたところ、「自分1人で考えて学習するのが好き」(43.2%)がもっとも多かった一方で、「友だちと協力して考えながら学習するのが好き」が前年の調査から9.6ポイント増加した。

好きな学習スタイル
好きな学習スタイル

 小・中学生別では、「自分1人で考えて学習するのが好き」と答えた中学生が、小学生よりも9.7ポイント多い。

調査年別(上)と小・中学生別(下)の好きな学習スタイル
調査年別(上)と小・中学生別(下)の好きな学習スタイル

 家庭では、子ども部屋などの個室と、家の人がいる場所(居間など)と、どちらで学習するのが好きかを尋ねた質問では、「家の人がいる場所で学習するのが好き」(65.4%)が、「子ども部屋などの個室で学習するのが好き」(29.4%)の2倍以上となった。

好きな学習場所
好きな学習場所

 小・中学生別にみても、「家の人がいる場所で学習するのが好き」は小学生が73.1%、中学生が49.7%で最多となっている。

調査年別(上)と小・中学生別(下)の好きな学習場所
調査年別(上)と小・中学生別(下)の好きな学習場所

 デジタル端末を使った学習活動の中で、好きなことを尋ねたところ(複数回答)、「動画を見る」(73.2%)がもっとも多く、「調べものをする」(44.4%)がそれに続いた。小・中学生別でみると、3位が小学生では「問題を解く」(31.6%)だったのに対して、中学生では「音声を聞く」(35.8%)となっている。

デジタル端末による学習活動で好きなこと
デジタル端末による学習活動で好きなこと

 ノートを取ることが好きかを尋ねた質問では、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合が55.0%に達した。小・中学生別では、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合は小学生が中学生よりも5.2%高い。

ノートを取ることは好きか
ノートを取ることは好きか

 教科書を音読することが好きかを尋ねたところ、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合は46.4%で、小・中学生別では「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合が小学生では50.1%だったのに対して、中学生は38.8%に留まっている。

教科書の音読は好きか
教科書の音読は好きか

 文字を手書きすることが好きかを尋ねた質問では、「好き」と「どちらかといえば好き」を合わせた割合が55.6%を占めた。小・中学生別でみると、「嫌い」と答えた中学生(13.3%)が、小学生(9.9%)を3.4ポイント上回った。

文字の手書きは好きか
文字の手書きは好きか

 学習(勉強)以外で、どんな機会に文字を手書きすることが多いかを尋ねたところ(複数回答)、「友だちに手紙やメモを渡すとき」(45.6%)がもっとも多く、以下「家の人にメッセージを伝えるとき」(35.0%)、「学習以外ではほとんど手書きしない」(28.0%)が続いている。小・中学生別でみると、小学生では「家の人にメッセージを伝えるとき」、中学生では「年賀状などの手紙を送るとき」が上位となった。中学生では「学習以外ではほとんど手書きしない」という回答が35.2%を占め、小学生よりも多い。

学習(勉強)以外で文字を手書きする機会
学習(勉強)以外で文字を手書きする機会

 学習中にわからないことがあったときにどうするかを尋ねた質問(複数回答)では、「家の人や周りの大人に聞く」(61.6%)が最多となり、「スマートフォン・インターネットの検索エンジンで調べる」(48.0%)がそれに続いた。小・中学生別でみると、小学生の1位が「家の人や周りの大人に聞く」(72.2%)だったのに対して、中学生の1位は「スマートフォン・インターネットの検索エンジンで調べる」(69.1%)となっている。

学習中にわからないことがあったらどうするか
学習中にわからないことがあったらどうするか

 国語の教科書の中で、もっとも好きな登場人物を尋ねたところ、「スイミー」(スイミー)や「ごん」(ごんぎつね)といった小学校で習う登場人物を、小学生だけでなく中学生も多く挙げた。中学校で習う「メロス」(走れメロス)や「エーミール」(少年の日の思い出)なども挙がっている。

国語の教科書における好きな登場人物
国語の教科書における好きな登場人物

 新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いたことで、参加できてうれしかった学校行事を尋ねた質問(複数回答)では、「運動会/体育祭」(53.2%)、「遠足」(45.4%)が、ほかに大きく差を付けて上位を占めた。中学生では、「文化祭/学芸会」(30.3%)や「音楽会/合唱コンクール」(18.2%)といった文化系のイベントを挙げる回答が、小学生よりも多くみられる。

行動制限が緩和された中、参加できてうれしかった学校行事
行動制限が緩和された中、参加できてうれしかった学校行事

 学校の休み時間に何をして過ごすことが好きかを尋ねたところ(複数回答)、「友だちと話をする」(65.6%)と「校庭で遊ぶ/運動をする」(54.8%)が、ほかに大きく差を付けて上位を占めた。小学生では「校庭で遊ぶ/運動をする」(67.2%)、中学生では「友だちと話をする」(75.8%)が1位となっている。

学校の休み時間の好きな過ごし方
学校の休み時間の好きな過ごし方

 学校で好きな教科が作れるとしたら、どんな教科を希望するかを、自由に答えてもらったところ、「パソコン・プログラミング」がもっとも多く、「ゲーム・eスポーツ」「漫画・イラストを描く」がそれに続いた。「YouTube・ユーチューバー」も8位にランクインしている。

学校で好きな教科を作るとしたら何か
学校で好きな教科を作るとしたら何か

 余暇に何をすることが好きかを尋ねた質問(複数回答)では、「ゲームをする」(68.0%)が最多となり、「YouTubeなどの動画を見る」(62.4%)、「テレビ番組を見る」(43.0%)がそれに続いた。2021年調査で4位だった「公園など屋外で遊ぶ」は30.4%に留まる一方で、「動画を見る(Netflix・Amazonプライムなどの動画配信サービス)」は2021年調査よりも4.0ポイント増加している。

余暇に何をすることが好きか
余暇に何をすることが好きか

 中学生では、「公園など屋外で遊ぶ」「運動をする」「買い物に行く」が小学生を下回り、「SNSなどで友だちとコミュニケーションを取る」「SNSを見たり投稿したりする(Twitter・Instagramなど)」は小学生を大きく上回った。

余暇に何をすることが好きか(小・中学生別)
余暇に何をすることが好きか(小・中学生別)

 好きな本のジャンルとしては(複数回答)、「物語(小説)」(44.0%)がもっとも多く、小・中学生別でみると、小学生では「事典・図鑑」(28.1%)、中学生では「歴史・地理」(20.0%)が2位にランクインしている。

好きな本のジャンル
好きな本のジャンル
関連リンク

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/8608 2022/12/20 08:00

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング