ディスコは、2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に実施した、11月後半時点での就職意識や就活準備状況についての調査結果を、12月6日に発表した。同調査は、11月15日~22日の期間に行われ、1040名(文系男子:287名、文系女子:336名、理系男子:282名、理系女子:135名)から回答を得ている。
調査結果によれば、就職戦線の見方は先輩たちよりも「厳しくなる」が56.3%に達し、前年調査と比較して約5ポイント増加した。
11月後半時点での志望業界は、1位が「インターネットサービス」2位が「情報処理・ソフトウエア」と、IT関連が上位を占めている。
企業選びのこだわり度合いでは、「給与・待遇」について2年前と比較して「強くこだわる」が7.6ポイント増加した。
11月までの就職活動の準備状況を尋ねたところ、「自己分析」(83.2%)がもっとも多く、以下「業界研究」(76.1%)、「企業研究」(75.3%)が続いている。
インターンシップなどへの参加状況を尋ねた質問では、参加経験ありが9割に達した。インターンシップなどへの参加により、87.0%が就職したいと思う企業があったと回答している。参加平均社数は8.7社で、うち就職したいと思った企業は2.6社だった。また、8割超が参加後のフォローを経験しており、6割強がフォローによって志望度が上がったと答えている。
9割近くが、今後のインターンシップなどへの参加意向があり、希望する日程は「1日以内」という回答がもっとも多い。また、参加したい時期としては「12月」が最多だった。
コロナ禍での大学生活は「満足な大学生活が送れていない」が71.7%を占めており、自己PRやガクチカの内容に「困ると思う」という回答が52.0%に達している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア